企業から見た大学併修システムの卒業生

Posted by admin on 17/05/10

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専門性の高い職業が必要な会社にとって、「一般教養」と「即戦力となる能力」を兼ね備えた新卒は非常に重宝されます。4年制大学か専門学校かのどちらかだけを卒業した新卒は、この2つの知識や技術が偏っている傾向にあります。大学の卒業生は専門的な能力がないために、一から企業が教育する必要があり、実際に現場に貢献できるようになるまで数年を必要とします。逆に専門学校の卒業生は現場で活躍できるものの、文章作成能力が未熟であったり、ビジネスマナーや一般教養が身についていないために円滑な連絡や挨拶が出来なかったり、時にはお客様に対して気づかず失礼な対応をしてしまうことよって発注を減らしてしまう等重大なミスに繋がりかねません。

新人ゆえのミスは多少仕方ないにしても、ないにこしたことはありません。そこで注目されているのが大学併修システムの卒業生です。例えば、ゲームのイラストを描く職業を例に見てみましょう。まずイラストを描けないことにはどうしようもないので、前提として絵が描ける専門技術を身につけている必要があります。それもビジネスレベルで通用するイラストであることが必須です。趣味でイラストを描いている人は多いですが、昨今ではデジタルイラストが主流のため、専門学校で対応のペイント系のソフトの操作知識を学んでおり、更に数をこなして描いている人のほうが即戦力と言えます。

しかしながら、この専門学校を卒業してプロとして通用するイラストを描ける人であっても、更に必要なビジネスマナーやコミュニケーション能力が欠けている場合が多いのです。まずどんなイラストが必要か、コンセプトが必ずあります。それに沿ったイラストを描くために、上司や発注元のお客様を相手に質疑応答が必要です。これが出来ない人が意外と多いのが問題になっています。また、基礎的な電話対応やプレゼン等が苦手といったケースも珍しくありません。こういった分野は大学卒業生のほうが高いスキルを持っていることが多く見受けられます。そのため、大学併修システムを導入している学校の卒業生は企業側からも非常に魅力的というわけです。

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